デッキ製作(1)

■デッキというより縁側

 メイン?のウッドデッキは緊急に必要であった為、既にプロの手によって作って頂いた物が存在するのですが、今回は第2デッキを和室の前庭に製作してみることに致しました。

 既設デッキは加圧注入材の4X4をフレームとし、パオロペというとてつもなく硬い材料の1.25X6をデッキ部に使用しています。









 今回はフレーム、デッキ材共にウェスタンレッドシダー(WRC)の2X6を使用し、デッキと言うよりは和室の雰囲気に合わせた縁側風にまとめて見ようと思います。
 特に「これが縁側だ!」ってこだわりがあるわけでも無いのですが、木口を見せることで、縁側風を装ってみるつもりです。




■製  作

 先ずは基礎を作成!そこにフレームを乗っける方式だと水盛りでレベルをしっかりとっておく必要があるのに対し、先にフレーミングを行い、水平儀でレベルをとって後から基礎をあわせる方式がドゥーパと言う雑誌に紹介されていました。 簡単そうでしたので、今回はその手順を採用してみることにしました。


 材料は近所のホームセンターと、サイズによっては特売でお値打ちな木工ランドで調達。
 ちょっと贅沢にWRC材を使用します。




 和室前は紅葉が植えられている他は殆ど手つかず。
 デッキを据えてから小道などの整備を行って行く予定です。



 フレームの仮組みを終え、基礎石の上に仮置き! ここまでは図面通り(^^ゞ


 組み込んでからでは塗装が出来ないので、先にキシラデコールで塗装を行います。
 色はウォルナットです。


 束を立てるためにフレームのレベルを調整。  ジャッキなどを用いることを想定していたのですが、くさびを作っての調整だけで上手くいきました。


 基礎石は地面を掘り込んで、ぐり石を敷き固めて固定します。




 基礎石のレベルは特に神経質になることは無いと思います。
 が、一応そこそこあわせておきます。


 束を立てる前に、再度フレームのレベルをしっかりチェックします。
 若干前向きに水勾配を付けました。


 束は4X4を使用、垂直をしっかりチェックし、コーススレッドで固定します。



 レベル調整用のくさびを外し、基礎石を埋め戻します。
 これでフレームと基礎は完成!(^^)



 デッキ材にする2X6を切り出し、仮置きしてみます。
 まあ、こんなもんでっしゃろ(^^)



 デッキ材は先にキシラデコールを塗ってしまいます。
 塗ってすぐに布で拭うと、良く延びてキシラデコールの幼稚な色に侵されず(^^ゞ綺麗に仕上がると思います。



 塗り終わりました。 よ〜く乾燥させておきます。
















平成14年 5月製作