ステンドグラス  
リビングドア編

 

 今回は久々にDIYネタじゃないものを...(^^ゞ
 

 リビングのドアは、透明ガラスの親子ドア...
明るいのは良いのですが、玄関からストレートにダイニングまで丸見えになってしまうのがチョット失敗だったかも....

じゃあ、何時かステンドグラスに!!!と新築そうそう夢を膨らませて、待つこと2年....

 とりあえずリフォーム案件だし、しかもインテリアデザイン分野と言うことで、三井デザインテック直結で「三井のリフォーム」の看板を掲げる拙宅担当工務店にいそいそと電話をしたのですがぁ〜

「OBさんの物件は扱えなくなったんです〜」と涙目、涙声の対応....

折しもその次期は、新築物件激減にあえぐ三井ホームの切り札!?、三井ホームリモデリングのを旗揚げが密かに進行しており、いつの間にか三井ホームOBは強制的に、この三井ホームリモデリングの客になるように仕込まれていたようなのであります.....(▼▼)


業者選ぶのって、顧客の自由じゃないんかい???

 

まぁ、そう言われてしまっては仕方がないので、珍しく素直にカスタマーサービスのN氏に「ドアのガラスをステンドグラスにしたい」と申し出て、しばし待つことに....

で、待ちに待った返事が

 

できませんっ!(^^ゞキッパリ

 

 おいおい、しかもその三井ホームリモデリングってとこからじゃなく、カスタマーサービス通じてこの返事かよぉ〜
 しかも、その理由と言うのが.....

1.保証できない    でたっ! 三井ホームの常套句

2.重量が増えるので耐えきれないかも (ここんとこ弱々しく)




ところで三井ホームさん

たったこれしきのことで
耐えきれないようなドアを
選んでくださったのですか〜

 

いかん!「いえいじり」のコーナーなのに、三井ホームネタになりかけている.....(^^ゞ

 


さて気をとりなおしまして〜(^^ゞ

 まずは近所でステンドグラスを扱うところを当たってみたのですが、アンティーク専門(イギリスの解体家屋のガラスを組み直す)でオリジナルのデザインを極度に嫌う店だったり、樹脂の板を切って貼り付けていくような(SGO工法と言うらしい)似非ステンドグラスの店だったりで、なかなかこれといったパートナーが見つかりません。

 あーだこーだしている内に月日は流れ、さまよった挙げ句、麦汁&あんこ夫妻が製作を依頼したところが確か県内だったことを思い出し、久々に麦汁通信をクリック!

 

閉鎖中!....

 

ムムム 麦汁&あんこ夫妻の消息は如何に.....

「白山町」のキーワードが記憶にあったので、なんとか検索して夢グラス白山にたどり着くことができ、まずは拙宅のドアに装着可能か問い合わせて見ることにしました。

結論は、解りきったことでしたが、問題なく装着可能!

晴れて、夢グラス白山の堀口さんに拙宅のステンドグラス製作を依頼する事になりました。


 これは新築時に装着の作品@三井ホームです。

コストばかりを気にしたので、ガラスのカットは単純、ガラス自体も安物で...

良く言えばシンプルで、 まあ気に入ってはいるんですが....

堀口さんには何種類ものパターンでデザインを考えて頂いたのですが、巡り巡って結局この作品をモチーフにする事になりました。

で、最終デザインの図面がこれです。

中央の花模様を移植してもらいまして、幾何学模様の高級感がかなりUPしてますよね〜

絵では、ガラスの質感が掴みにくいのではありますが.....


 そして、装着完了。

一時は諦めかけていただけに、感動もひとしお(^^)

念願のドアにステンドグラスがつきました。

 堀口さんに感謝、感謝です!


 

 ガラス部はこんな感じです。 光の加減によっていろんな表情を見せてくれるのですが、真昼の見え方はこんな感じです。
  写真では伝えにくいのですが淡い色で構成した既設のステンドグラスと比べると、重厚感がありますし、何より奥行きが感じられます。

そして何より特筆すべき点!
  このドアのステンドグラスは、既設@三井ホーム製と比較して面積は2倍以上ですし、使用したガラスの数、細かさ、打ち合わせの時間.... どれをとっても比較にならないほど多いのですが、価格だけはほぼ同じ....ヘ(^^ヘ)

 

夜、通路からリビングを眺めた風景

何とも美しい物ですねぇ〜 光の加減で風景が変わるので、絵画とはまた随分趣が異なります。

下手な絵にお金をかけるより、ステンドグラスいいですよ〜

三井ホームに頼らなくても、全然いい物できますよ〜(笑)

 

 

 

 

しばらくお待ちを