編集用のソフトの体験版をWindowsパソコンにインストールし、簡単なプログラムを組んでみました。
実際の回路図を絵に表したような、ラダーシーケンスでプログラムしますので、左から右へ電流が流れるようなイメージで見ると良くわかると思います。
左の接点1に配置したのが、カレンダータイマーの要素で、散水する時刻になると接点がONする仕組みにしてあります。
このカレンダータイマーのプロパティを見てみますと、
チャンネルA 開始:月曜日 終了:日曜日 オン:7:00 オフ:7:10(毎日朝7:00にオン 朝7:10にオフ)
チャンネルB 開始:月曜日 終了:日曜日 オン:19:00 オフ:19:10(毎日夕7:00にオン 夕7:10にオフ)
と設定しましたので、この時刻にさしかかるとそれぞれ接点がオンし、朝夕2回散水するようにしてあります。 因みにこのカレンダーは4チャンネルありますので、1日4回散水しようと思えば可能ですし、カレンダータイマーは4つありますので、全部で16チャンネル使用することが可能です。
プログラムの接点1にセットしたカレンダータイマーがオンすると、コイルにセットしたQ1(電磁弁出力)がオンします。 Q1は本体の出力端子に直接反映されますので、Q1がオン=リレー出力がオン=電磁弁オン=散水 と言う仕組みが作れたことになります。
編集用ソフトの体験版には、実際の回路をシミュレーションする機能があります。
シミュレーションモードにして「RUN」させると、実際の動きを疑似体験できるので、回路の検証をするのに実機を組む必要が無いので便利です。
シミュレーションモードのツールバーに様々なツールが用意されておりますので、カレンダータイマーの時系列シミュレーションのウィンドウを開いて、実時間の設定を行います。
RUNさせると時系列シミュレーションのカレンダーがカウントアップし始め、設定時刻になると電磁弁出力Q1がONするのが確認できます。 回路が赤くなっているところは、電流が流れ動作している様子を表しています。
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